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図面をスキャニングする事で、日々の業務の効率化!

図面の管理はどうなさってますか?



紙図面の管理はどのように行われておりますが?図面管理も従来は金文字製本や二つ折り製本にしたり、またはそのまま図面ケースに入れて管理していたりしておりませんでしょうか?紙ベースでの図面保管もちょっと見たりするときは便利ですが、それは管理が行き届いた状態でのお話です。もし管理が上手く出来ていなかった場合、必要な図面を探し出しすのに時間が掛かったり、図面が紛失してたりなど探す時間コストが日々の業務で無駄な時間になりませんでしょうか?

保管場所はどうでしょうか?長年の間にたまった図面で倉庫や事務所が一杯になっておりませんか?また管理が出来なくなってそのままで放置されてはおりませんでしょうか?紙での保管は思っていた以上に場所も取りますし、収録方法がまちまちだったり例えば、製本、図面ケース、筒など多岐に渡った場合フォーマットがバラバラですと管理も大変。必要な図面を探すのに大変な労力を費やす事はありませんか?

経年変化で図面も痛みます。



昔は綺麗だった「青焼き図面」。図面の保管が悪かったらしく「色」が抜けていた。長年の改修工事で図面製本が破損。または破けてしまいバラバラになってしまった。そんな事はありませんか?
破けて欠損してしまった部分はどうしようもありませんが、せめて色抜けや破損を防ぐ手だてをそろそろお考え頂いても良いのではないでしょうか?
特に青焼き図面の色抜け原因は酸化による経年変化で、これを防ごうとすれば、密閉して空気に触れないようにするしかありませんが、現実的な対応ではありません。

経年変化を紙ベースで防ぐのは難しいですが、紙から電子データにしてしまう、スキャニング作業をすれば
簡単に電子データになります。電子データにしてしまうと基本的にデータは劣化することはありませんので、長期の保存には最適です。
一般的には大型スキャナーを使った図面のスキャニングは「TIFF G4」「PDF」での収録が多いようです。PDFですと「しおり」「リンク」、また「サムネイル」などが使えますので使い勝手は良いでしょう。

いくら大判図面をスキャンして電子化したくても、そんな大きなサイズA0、A1、A2などを読み込めるサイズのスキャナーなど持っているところは自社で持っているところはそうありません。大型スキャナーを持った専門のスキャニングサービスを営業しているところにアウトソースするのが一般的でしょう。勿論これからその手の作業が多いのであれば、大型スキャナーを導入するのも良いでしょうが昨今製図はCADで書いているものが増えておりますし、昔の図面の為だけに新規導入するのも「導入コスト」「場所」「利用頻度」を考えるとよほどでなければ本来の仕事に傾注した方が効率が良いと言えるのではないでしょうか?

スキャニングによる電子データ化



経年変化に対してはスキャニング作業を行い紙図面を電子化してしまうのが、一番の対策です。
1、電子データ化する事で劣化が進まない
2、パソコンで検索する事が可能
3、必要に応じてプリントアウト出来る(オンデマンドプリント)
4、保管場所を紙ベースに比べ取らない(省スペース化)
5、電子化によりメールに添付が可能
6、情報の共有化ができる。
とスキャニングを行う事でこれらのメリットがあります。ただしスキャニングによる図面電子データ化は画像化することですので、CADデータで編集出来るようになる訳ではありません。CADデータで編集するようにするにはスキャン画像(ラスター画像)をベクトル変換しDXFに書き出す作業が必要になります。

ただし電子データも万能ではありません。電子データ自体の劣化はありませんが、収録したメディアやHDの耐用年数があります。なので、バックアップ作業は定期的に行わないとデータが飛んでしまい全く使えなくなってしまいますので、その辺りは注意が必要です。

ラスターベクトル変換について

ではラスターベクトル変換(以下ラスベク変換)は簡単に出来る作業なのか?と言われますと、変換作業に時間が掛かりますのと、少々問題がございます。この作業を行うパソコンはかなり負担が掛かるので、変換している最中は他の作業は行わない方が良いでしょう。勿論高速なCPUと潤沢なメモリーがあってもです。簡単なものは数分程度ですが、複雑な図面や大きなサイズの図面の変換は結構な時間が掛かったりします。

1、変換精度
スキャンした画像の精度がそのまま比例しますので、単純にスキャンしただけの画像では変換率もそれなになりますので、より精度を上げるには4点補正や多点メッシュ補正などの作業を行った方が良いですが、それでも即使用出来るデータにはなりません。より高い変換精度を求めるのであれば手間が掛かりますし、更に細かな修正作業が入ると更に費用がかさみます。例えば直線が段付きになるとか曲線のRが綺麗ではないとか文字化けなど修正する項目は多岐に渡ります。

2、文字
文字は一番問題があります。ラスベク変換で最大の問題は文字が化けるという事です。これをある程度防ぐにはOCRソフトで文字だけを別に抽出してしまう方法がありますが、これも100%ではありませんが、そのままよりは遥かに良いと思います。その作業を行うとあとで文字だけ別レイヤーで管理する事が出来ます。普通のラスベク変換ですと文字も図面も同一レイヤーで処理されるからです。

スキャニング図面からのCADデータ変換は費用対効果を考えて行った方が懸命なのではないでしょうか?

図面スキャニングの解像度と保存形式



大判原寸サイズ(A2以上)なら300dpiもあれば十分ですが、細かな文字などがあるのであれば400dpiが良いでしょう。解像度が高ければ確かにデータ的に見れば綺麗なのですが、必要以上上げても画質の向上はありません。
また書類も読める程度で良ければ150dpi程度からでもなんとかなりますが、出力してみると文字特に「日本語」の場合はギザがちょっと目立ってきます。アルファベットでしたらそこそこ位でしょうか。漢字文字を含む場合は最低でも200dpi以上は確保しておいた方が好ましいと思います。また出力される事を念頭しているのであれば、大判同様300dpi以上の解像度はあってもよいと思います。

OCRでテキストを抽出する場合なら文字認識率を上げるうえでも400dpiはあった方が良いでしょう。解像度が低いと文字の認識率が下がるので、OCRをお考えなら解像度はある程度高めにしておくのが好ましいでしょう。

図面PDF化

大判図面のスキャニングの保存フォーマットは、使用する機材にもよりますが2値の場合「TIFF G4」が業界の標準フォーマットになっております。「TIFF G4」というのはFAXの送信規格の圧縮フォーマットで、モノクロ2値原稿を非常に綺麗にデータ圧縮できますので、データ量をかなり低く抑える事ができます。ちなみに「G4」は「Generation 4(第四世代)」の略称です。
さてこの「TIFF G4」はシングルとマルチの2通りの使い方があり、シングルいわゆる1枚づつのものとマルチ複数のデータを1つのデータに集約できるのであるが、
・検索機能などサムネイルなどの機能はない。
・単に紙図面をデータ化(画像化)したにすぎない。
・特別ビューワーソフトもいらず画像ソフトがあれば閲覧できる。
簡単な図面管理するには良いとは思います。

PDFはTIFF G4のシングル/マルチに比べ
・検索機能
・しおり、リンク機能がある
・専用ビューワーが無料
と単にデータ化した「TIFF G4」に比べ使い勝手は遥かに向上すると思います。またしおりやリンクの名称を図面名称に変更しておくと更に便利です。

製本図面からのスキャニング

2つ折製本や折込製本からのスキャニングに最適なのは、大型フラットベッドスキャナーが最適です。2つ折製本はそのままダイレクトにスキャング作業が出来るのですが、機材的には特殊ですから設置しているところが少ないです。
またカラーフラットベッドスキャナー機でも読み込みできますが、カラー処理とモノクロ専用機の処理ではデータ量がかなり異なりますので、カラー原稿図面以外でしたらモノクロ専用機がお勧めです。ただし、極端に薄い原稿やグレー線などある場合はカラーの方が色を拾い易いので、場合に依ってはカラー機での入力の方がよい時があります。

またフラットベッドスキャナーの方が一般的には精度が高いスキャニングが可能です。誤差は0.015%程度でシートタイプのスキャナーが0.1%程度と言われています。数字上の差は歴然ですが普段使う分には極端に差があるわけではありません。精度を求めるのであればフラットベッドタイプがお勧めです。ただし、これは民生機(いわゆる家電品レベル)ではなく、業務用スキャナーでのお話です。民生機の誤差は業務用と比べ精度は更に数段とおちます。(縦と横でおのおの数% 縦横比が変わる場合有)

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